願書は合否を左右する

受験する幼稚園が決まったら願書をもらいます。
私立の場合有料の所もありますが、書き損じなどの事態も考慮して最低二部は取っておくと安心でしょう。(国立では、一人一部しか配布しない所もあります。)

幼稚園受験での願書の書き方はとても大切です。
願書というのは、いわゆる履歴書のようなものですが、これらがきちんと書けなければ、合格するのは難しいと言えます。願書は受験の中で大きなウェイトを占めていますから、よく考えて書くようにしましょう。

いきなり書き始める方はいないと思いますが、まずは練習用として2〜3部コピーを取りましょう。そして書き方の注意事項を熟読します。氏名など、すぐに書けるところを先に書いてしまいましょう。文字は出来るだけ丁寧に綺麗に書くことを心がけます。字の大きさ、場所なども、願書全体と調和させると見た目が綺麗になります。「緊急連絡先」の電話番号の記入欄に、小さく括弧で(祖父宅とか、父勤務先)などと付け加えると丁寧な印象を与えます。父親の職業欄は、幼稚園受験に有利になることなら、具体的に会社名を入れると良いでしょう。

願書の中で一番大切なのは、志望動機です。
つまり、数ある幼稚園の中で何故この幼稚園を選んだかという理由です。
ここが一番悩むところでもあります。

幼稚園としては、園の教育方針と家庭の教育方針が同じ方向を向いているかどうかを重視していると思ってください。そうすると、当然募集要項をしっかり読んでその園の教育方針を理解した上で書くことが必要ですし、また、実際に足を運んでその園や学校の雰囲気を肌で感じておくということが必要になります。また、「受験説明会」は必ず聞いておかれることをお勧めします。(園長先生の言われたことなども参考になるでしょう。)

園の教育方針がわかったら、次に家庭の教育方針を箇条書きにしてみましょう。教育方針などというと大げさに聞こえますが、要するにどんな子供に(ひいては大人に)育って欲しいかという願いです。そして、両方の共通点をあげて文章を考えていきましょう。願書を提出するほうは一通を出すだけですが、読むほうは沢山のものを読みます。ですから、細かい字でぎっしりと書いてあるよりも、要点の伝わる簡潔な文章の方が好感をもたれます。そのためにも抽象的な表現は避けた方が無難でしょう。

さて、志望動機に書く内容が決まったら、文字が曲がらないようにえんぴつで薄く線をひいてから書きましょう。そして読みやすいかどうか、枠に対してちょうど良い量かということを確かめます。最後にインクがしっかり乾いてからえんぴつの線を消しましょう。

これで出来上がりです。面接の際にはこの願書を元に質問されるわけですから、提出前に願書のコピーを取っておくと良いでしょう。